第76回全国植樹祭お野立所のデザイン決定について

第76回全国植樹祭の式典会場に設置するお野立所の設計にあたり、全国の建築士事務所を対象に提案募集を行った結果、30件の応募がありました。

厳正な審査の結果、最優秀提案を次のとおり決定しましたのでお知らせします。

たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。

お野立所(おのだてしょ)とは…
式典会場において天皇皇后両陛下にご着座いただく建物のこと。

最優秀提案及び提案者

提案者：株式会社　矢野青山建築設計事務所（愛媛県松山市）
設計担当技術者：矢野　寿洋

デザインの特徴：
・県民に広く愛される「石鎚山」の威風堂々とした姿を取り入れた象徴的なデザイン。
・スギ、ヒノキのCLTを使用し、愛媛県の森林資源の豊かさを表現。
・「植えて」「育てて」「使う」の森林資源の循環を三角形で表現。

選定理由：
・愛媛県の自然を象徴する「石鎚山」を明瞭にイメージでき、三角形で森林資源の循環を表現する高いデザイン性を有している。
・構造材としてCLTを効果的に利用し、CLTを使った建築物の新たな可能性を示す提案である。

プロポーザルの最終審査では採用案のほか、以下の２点が審査対象となりました。
（掲載順は提案者名五十音順、敬称略）

提案者：株式会社ZERO企画一級建築士事務所（愛媛県伊予郡松前町）
設計担当技術者：家久　奏

提案者：ハヤオオダギリアーキテクツ一級建築士事務所（東京都）
設計担当技術者：小田切　駿