Special contents
ビジュアルでたどる
愛媛の植林の歴史と未来

Record
前回愛媛大会記念樹の成長記録

式典会場(松山市久谷町)の移り変わりの様子

昭和41年に行われた前回大会で、天皇皇后両陛下がお手植えされた植樹会場は、地域の温かい支援と自然の恵みを受け、現在では豊かな森林へと成⻑しています。⻘々とした葉が風に揺れ、鳥のさえずりが森を満たす姿は、愛媛の誇りであり、大会の歴史の証でもあります。

天皇・皇后両陛下によるお手植え 天皇陛下ご提案の「森」の字型にスギ 3 本をお手植えされる両陛下

前回大会を契機として、
県内の林業や緑化運動は大きく発展し、
全国有数の林業県へと成長を遂げました。

Deta
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愛媛県の植林実績

人工林の蓄積推移
昭和50年に比べ、近年の人工林の蓄積量は、約4.7倍になりました。
本県の林業産出額の推移
本県の林業産出額は、近年70億円前後で推移していましたが、
令和3年はウッドショックの影響により、大幅増となりました。
このうち約9割をスギやヒノキ等の原木丸太、残りを栽培きのこ類が占めています。
本県のスギとヒノキの割合(人工林)
本県の森林面積
県土面積の約7割が森林です。このうち9割が民有林、残りの1割が国有林です。
民有林のうち、スギ・ヒノキ等の人工林が6割を占めています。

Future
愛媛県が目指す森林の未来

愛媛県は、豊かな森林環境を守りながら、未来への道を切り拓いています。私たちの目指すのは、自然と共生する地域社会の実現です。そのために、森林の保全と管理に尽力し、生態系の豊かさや美しい景観を守ります。また、森林の資源を持続的に活用し、地域経済を活性化させます。そして、森林が育む豊かな文化や伝統を次世代に継承し、未来への遺産として受け継ぎます。愛媛県は、持続可能な未来を築くため、森林と共に歩んでいます。